故武藤富男院長作詞によるこの校歌を作曲した廣野嗣雄です。1963年、東京芸術大学卒業直後に同年創設された本校に音楽専任教員として2年間在職しました。この年に作曲しましたが、皆さんに歌っていただくことを光栄と感じつつ、この歌(歌詞ではなく音楽)が歌い続られることが良いことか悩み、この歌をやめていただきたいとお願いし続け、きき入れていただきました。
創設から50年を迎える最近、この歌を歌って高校生活を送られた卒業生の間で、歌いたいとのお声があることをききました。そして校庭に設置された校歌石碑に、私の名まで連ねていただき、恐縮と感謝の気持で一杯です。これを機に、つたない歌であっても、歌っていただけるなら、私としては、喜んで歌っていただきたいと、考えるに至りました。
皆さまありがとうございます。
廣野嗣雄